県議会答弁
2006年 9月 定例議会答弁 (質問日10月4日)
更正保護活動について

質問(1)   質問者:自民党 阿部 紘一議員

「社会を明るくする活動」の意義について、知事はどう考えているのか。

答弁(1)   答弁者:環境生活部 県民生活課 青少年室 知事

1.「社会を明るくする運動」は、戦後、貧困と混乱の中で、昭和26年から全国的な運動として始まりました。

2.その後、日本は素晴らしい経済的な発展を遂げ、世界で最も安全な国と言われるようになりましたが、 残念なことに、飽食の時代といわれ、経済的にも豊かになった今日、日本はもはや安全な国ではなくなりました。

3.それだけではなく、いろいろなかたちでモラルの低下、犯罪の質的な変化が起きているように思われます。

4.そうした中で、更生保護に携わる皆様の対応もますます難しくなってきているのではないでしょうか。 よほど情熱を持って当らない限りできないような時代になってきていると思います。

5.「社会を明るくする運動」は、犯罪の防止とともに、罪を犯した人の更正を促す環境づくりを進める運動 であり、犯罪のない、誰もが安心して暮らせる社会の構築に向けて、たいへん有意義な運動であると考えています。

6.一度罪を犯した人たちに対して、愛情と信念をもって接してくださる保護司の皆様が、これからもいい仕事をしてほしいと いう願いを持っております。

質問(2)   質問者:自民党 阿部 紘一議員

「社会を明るくする運動」に対する県の具体的な取組みはどうか。

答弁(2)   答弁者:環境生活部 県民生活課 青少年室 環境生活部長

1.「社会を明るくする運動」は、多くの方々の理解と協力を得て取り組む必要があることから、県では、 102の民間団体や機関で構成される「社会を明るくする運動千葉県実施委員会」に参画して、運動の推進を呼びかけております。

2.この千葉県実施委員会では、県下一斉の街頭啓発、千葉マリンスタジアムなどにおける電光掲示や横断幕の提出、 小中学生を対象とする作文コンテストの実施、運動に顕著な取組みをされた方の顕彰などを行い、 本運動の県民への啓発をに努めております。

3.また、県から各市町村に、本運動への協力依頼をしているところであり、市町村の地区実施委員会では、 「小学生を対象としたポスターコンクール」や「市民祭りにおけるパレード」など、地域の特色を生かした様々な活動を 展開し、地域住民への周知を図っています。

要望      自民党 阿部 紘一議員

保護司の人材確保は、国の責務であり保護観察所においてその人材発掘に鋭意努力しているが、なかなか思うように 確保できない状況である。県においても「更生保護のあり方を考える有識者会議」の提言を踏まえ、 何らかの友好な支援・協力を検討する段階にきていると思うので検討をお願いしたい。

保護司の数も今定員を割っており、県の媒体などを通じて、保護司増員について、お願いしたい。

質問(3)   質問者:自民党 阿部 紘一議員

犯罪歴等を持つ者の就労支援の状況は、どうなっているのか。

答弁(2)   答弁者:商工労働部 雇用労働課 商工労働部長

1.犯罪歴等を持つ者の就労の確保は、社会復帰を図る上で重要であると考えていますが、 これらの方々の就労に向けた環境が十分に整っていないのが実情です。

2.そこで、国では、本年度から都道府県ごとに保護観察所や公共職業安定所などをメンバーとする 協議会を設置し、職業相談や社会適応訓練などの就労支援を推進することとしています。

3.県といたしましても、国と連携し、当事業の推進に協力してまいりたいと考えております。

要望      自民党 阿部 紘一議員

刑期を終えた一対の再犯を防止するためにも、就労支援が何かできないか検討願いたい。

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